東海中高父母懇談会

 2020.2.15 高2学年懇談会

 スタディホールにて高2学年懇談会が行われました。用意した230部のプリントが足りなくなるほどの大勢の方にお越しいただきました。オーケストラ部の素晴らしい演奏から始まり、高2学年主任の伊東達矢先生から先生ご自身が東海出身ということで楽しいお話や、COVID19の影響で夏の語学研修が中止になるなど残念なお知らせを含めてご挨拶をいただきました。その後、高3学年主任の北村雅臣先生に高3の一年間の流れと留意点の説明をお話しいただきました。パワーポイントを使い、冬から春に時間を逆戻ししながら、その時々の行事や受験生のリアルな姿を教えていただき、私たちができることを考えさせられました。
 そして、OBの辰巳佳輝さん(岐阜大学医学部1年)が部活と勉強を両立しながら現役で合格した貴重な体験を話してくれました。センターが芳しくなかったそうで、それまで口うるさかった親御さんが本人曰く「諦めたのか」その後は何も言わなくなったということで、拝聴者には耳が痛いこともありました。とにかく、素晴らしい環境と仲間を大事にしてほしいとアドバイスを受けました。
 その後、ご子息が名古屋大学医学部に現役合格された、OB父母の斎藤さんからお話を伺いました。東海の先生は層が厚いので、いろいろな先生に頼ったり相談して過ごしてほしいとのことでした。また、親は生活面を支えながら温かく見守ることが重要と教えられました。ご子息が使用した参考書は懇談会後、多くの参加者が尋ねておりました。
 分散会は、理系と文系に分かれて行われました。理系ではOBの鈴木稜平さん(名古屋大学理学部1年)の経験談を伺いました。最初は名古屋大学医学部志望だったそうですが、夏にお父様から「本当に医学部に行きたいのか」という言葉に目が覚め、本当は研究職を志望ということに気付き、理学部に変更したとのことでした。「東海は医学部」という概念を捨て、自分の進む道を確立してほしいとお話いただきました。また、「東海生は困難を乗り越える力が強い」と嬉しい言葉をいただきました。文系ではOBの青木勝之さん(京都大学文学部1年)がお話してくださいました。いずれの会場も大変盛り上がりました。
 懇談会終了後、OBの方が「貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました」とおっしゃったそうですが、私たち父母こそ貴重なお話を伺うことができ、感謝しております。この懇談会を企画、催行してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 2020.1.25 第3回 文化講座

 1月25日(土)に第3回文化講座が東海高校スタディホールにて開催されました。
今回は東海中学理科の岩味祐基先生による「進化し続ける夢の国」~エンターテイメントに学ぶ~と題して、皆さまもよくご存知のあのテーマパークについてかなり掘り下げたお話を聞くことができました。
 最初に、吹奏楽部中3生による演奏から始まりました。すぐ近くで演奏される迫力ある演奏は一曲で終わってしまうのが残念なくらい気分が盛り上がり、これから始まる夢の国への期待をより一層膨らませてくれました。
 そしていよいよ岩味先生の案内で夢の国へと出発しました。まずはシーの入り口へと向かいます。先生のお話は奥が深く1つ1つ新しい発見と違う角度からの見方で紹介してくださり、エントランスからなかなか先へ進むことができないくらいでした。今までただの背景だった絵や壁が歴史や地学という知識を持って見た時、それぞれが持つ緻密なこだわりを教えていただきました。もちろん普通では気づかないインスタ映えスポットも教えていただきました。
 岩味先生が熱く語る話に引き込まれてあっという間に時間が過ぎ、大急ぎでもう一方の夢の国、ランドへと向かいました。まだまだ語り足りない岩味先生でしたが残念ながら時間が来てしまい、もっとお聞きしたいという皆さまの気持ちを振り切ってお話を終えられました。是非続きを別の機会にお話いただきたい!というのが講座に出席した皆さまの心の声だったのではないでしょうか?
 まずは、今日教えていただいた知識を持って、「想像力を源にする永遠に完成しない夢の国」をゆっくり歩いてみたいと思いました。
 岩味先生、出席してくださった皆様ご協力いただき本当にありがとうございました。

 2019.12.7 東海中高父母懇 忘年会

 平成から令和へと御代替えがあった1年もあと少しとなりました。
 今年も12/7(土)東急ホテルにて父母懇主催の忘年会が開催され、たくさんの地域の皆様が出席されました。 教員代表 高校数学 杉浦先生のオータム参加、署名目標達成ほか父母懇活動に対する御礼の挨拶からはじまり、高校理科 川合先生のピアノ伴奏による、高校情報 太田先生の美しい歌声に聞き入りました。 サンタ隊の登場、とても楽しいトークによる先生ビンゴ。恒例のイリュージョニスト DAIKIさんによるマジックショーでは、先生や出席者の方々が参加してのマジックもあり、目を見張るばかりでした。 そして普段とは違う先生方のパフォーマンスもあり、とても盛り上がりました。
 最後に来年3月に定年を迎えられる高校英語 寺田先生へ40年前の教え子でもある中学教頭 稲森先生から花束贈呈。 寺田先生の約40年の父母懇の歩み、今後も父母懇に関わってくださるとの嬉しいご挨拶で締めくくりました。
 美味しい料理、先生方お母さま方とのおしゃべり、楽しい企画の数々にあっと言う間の3時間の忘年会でした。皆様、ありがとうございました。
 来年も1/25(土)に文化講座 中学理科 岩味先生による「進化し続ける夢の国~エンターテイメントに学ぶ~」を企画しています。申込はホームページからお願い致します。

 2019.11.3 BIGフェスティバル

 11月3日 文化の日、県内の高校有志がこれまでのさまざまな取り組みを発信するビッグフェスティバルがモリコロパークで行われました。 私立高校だけでなく、公立高校の生徒も参加している実行委員会の主催で、今年はわが東海高校からも参加した生徒さんがみえ、会場を盛り上げていました。 広々とした芝生の広場の周りに、各校の模擬店が数多く出店されており、東海の生徒たちもチヂミや揚げたこ焼き・カレーうどんなど、多くのメニューで会場を訪れた人をもてなしていました。 またメインステージ上の『いいね 私学無償化』のボードには、高校生たちのメッセージが書かれた写真で埋め尽くされ、そのステージでは次々と高校生たちのパフォーマンスが繰り広げられていきました。 そしてメインである午後の希望プロジェクトでは、2年ぶりに登壇された大村愛知県知事に『被災地を風化させない』『学費の公費格差をなくし、教育に公平を』の訴えとともに、1000人近い生徒による群舞と保護者も参加した合唱、そして愛知私学の誇る各校クラブの競演で高校生のエネルギーを送りました。 大村知事からは『皆さんの希望がしっかり届くようにこれから教育・私学についてわれわれ大人が一生懸命がんばって取り組んでいきたいと思っています。今日は素晴らしいビッグフェスティバル・希望プロジェクトを拝見しました。皆さんの後輩たちにも教育環境を作っていきたいと思わせていただきました。今日は皆さんのパワーに感動した!!』というお言葉をいただき、フィナーレの高校生の一人ひとりの笑顔がとても印象的でした。 一人の人間として、仲間と一緒にひとつの事をなしえるということがとても楽しいことだと言うことを、高校生たちを通して感じることができ、幸せな一日でした。

 2019.10.13 オータムフェスティバル in 中・東

 10月13日(日)に東海中学・高等学校にて、中・東オータムフェスティバルが行われました。
 「夢の学校」と称した講座企画は多彩な13講座が食堂を中心に開催されました。東海関連の講座としては、現役父母が講師を務めた「カルトナージュ」、OB父母が講師を務めた「お茶の世界へようこそ」、東海父母が紹介してくれた「レザーバーニング」、東海生が講師を務めた「将棋道場」、「ジャグリング講座」、「本格カードマジック入門」が開講されました。前日の台風の影響もありお客さんの出足は鈍い状況でしたが、時間の経過と共にお客さんも増えてお昼前にはかなりの賑わいを見せていました。特に東海父母が関連した3講座はいずれも盛況で、常に多くのお客さんで賑わっていました。生徒が関連した3講座は子どもたちに人気で、子どもたちに優しく接する東海生の姿が印象的でした。
 また、今回のオータムフェスティバルの目玉企画の一つとして、私立中学高校入試相談会「網の目教育懇談会」が開催され、この懇談会を目指して参加する中学生と父母の姿もあり、参加者にとって有意義な時間を過ごす機会となったようです。
 そして当日は、大回廊の下に12店舗の模擬店が軒を連ねました。東海父母懇サークルの「イデアーレ」、「かんげき」の店舗をはじめ、東海高校1年生の店舗、東海周辺の名北センターを中心とした各地域・各学園の店舗、県父母懇サークルの店舗など、実に多彩な団体が参加して今回のオータムフェスを盛り上げてくれました。
 正午の時間とともに講堂企画が幕を開けました。まずはオープニング企画として、同朋高校OB父母による「和わ輪太鼓」の演奏と、東海学園交響楽団によるベートーベン作曲交響曲第5番『運命』の第一楽章の演奏が行われました。会場に響き渡る太鼓の音が続々と講堂に詰め掛けるお客さんを歓迎する雰囲気を作り出し、続いて演奏されたオーケストラの音色が会場に式典前の厳かな雰囲気を作り出していました。
 オープニングに続いて、いよいよもう一つの目玉企画である「希望プロジェクト」が披露されました。今回の希望プロジェクトには地元の公立中学である振甫中学と丸の内中学の合唱部が参加してくれ、さらには東海中高合唱部、父母懇合唱サークル「イデアーレ」、東海や椙山の父母が合流して大合唱団が結成されました。オーケストラの伴奏で「YELL」「夢をあきらめないで」の2曲を披露し、美しく見事な歌声が講堂内いっぱいに響き渡りました。続いては淑徳中学のバトン部の生徒が、若々しく華やかな縁起を披露してくれ会場を盛り上げてくれ、最後は東海生も加わった高校生フェスティバルの力強い群舞が「希望プロジェクト」を締め括ってくれました。合間で行なわれた高校生の構成詩も会場内の観客の胸を打ち、「希望プロジェクト」終演後は大きな拍手で会場が包まれていました。 
 希望プロジェクトに続いて行われた記念式典では、学園を代表して佐藤泰年校長から挨拶をいただきました。東海中高の歴史にふれながら、「人作りこそ国家を形成する礎であり、学校はその中核となる機関である。とりわけ私学にはそれぞれ依って立つ「建学の精神」があり、その建学の精神に基づき日々教育活動を行なっている。そして、画一的ではない個性あふれる人材を世に送り出している。こういった私学の健全な発展のためにも、県には経常費補助金を拡充していただき、将来の日本を支えることになる子ども達への更なる投資をお願いしたい。」とお話されました。
 続いて、中央実行委員会副実行委員長の名古屋大谷高校村上雅文先生より、基調報告が行われました。今年もオータムフェスティバルを県下39会場で開催し、式典では全会場で平和と復興、教育の公平を願う「希望プロジェクト」に取り組んでいることや、愛知の私学では父母や市民と連携し、生徒が主体的に学び、参加し、社会や人々と繋がる「21世紀型学び」を進めていることが報告がされました。そして愛知県がこれからも「公私両輪体制」、「公私格差是正」を推進していくために、国の私学無償化政策を受けて県としての「授業料助成」のさらなる充実と、「経常費助成」に関しては高校の国基準単価維持と小中学校の国基準単価への増額をお願いしました。
 そして最後に2人の議員が挨拶をされました。
 政木りか県議は、私学助成に関しては「公立と私学の役割分担や、私立ならではの特色づくりなど、取り組むべき課題はたくさんありますが、引き続き保護者や教職員の方の声に耳を傾けながら魅力的な私学を作るためのお手伝いをさせて頂きたい。」とご挨拶いただきました。
 続いて、ますだ裕二県議からは、「これからも私たちは保護者の皆様方そして教職員の皆様方のお一人お一人のご意見に耳を傾けながら、生まれた環境に関係なく、誰もが自由に学校を選択できるそんな環境を作るために努めて参りたいと思います。」と、今後に向けて力強い挨拶をいただきました。
 続いてはメイン企画である、東海高校カヅラカタ歌劇団による「スカーレット・ピンパーネール」の公演です。上演に先立って顧問の久田先生から、愛知私学とカヅラカタ歌劇団の関係について紹介されました。歌劇団の結成には実はオータムフェスティバル、サマーセミナー、高校生フェスティバル、父母懇談会などの愛知私学の取り組みが深く関わっており、会場に訪れた私学関係者や、無関係な市民にとっても愛知私学の優位性や豊かな教育を知る機会となりました。立ち見が出るほどの大盛況の中でいよいよ公演が始まりました。フランス革命後の恐怖政治が行われた時代に生きた人々にスポットを当てた今回の公演も、男子中高生であることを忘れてしまうほどの優雅で美しい所作と講堂内に響きわたる美声で会場の聴衆を魅了し、観客と一体となった熱演で講堂は感動に包まれました。終演後には、会場全体の心が一致するアンコールの拍手が響きわたり、出演者が再登場して出演者やスタッフ、OB団員の紹介が行われました。
 これにて、中・東オータムフェスティバルは幕を閉じ、詰めかけた観客は温かい心と笑顔に包まれて帰路に着きました。

 2019.10.13 第38回 全国父母懇談会

 比叡山を見晴らす緑の景色と広大な敷地にある同志社中学校・高等学校で、台風19号により1日に短縮された「第38回全国父母懇談会 私学助成をすすめる会交流集会 京都大会」に、参加させていただきました。 最初に、全大会・基調報告が行われ、6つの分科会が開催されました。 参加した分科会では、立命館中学校・高等学校、神奈川学園、岡山父母懇、南山高校男子部の活動を聞き、グループに分かれて、意見交換、発表をする場がありました。 特に、参加者からは、南山高校男子部のレポート「父母懇が支えた『南山サマセミ』」の、愛知サマーセミナーについて関心が高かったように思います。 改めて、東海父母懇として恵まれた環境にいることに感謝した1日でした。京都、愛知県父母懇の皆さまのご配慮、お心遣い、ありがとうございました。

 2019.10.6 第2回 文化講座 バスハイク

 今年の第2回文化講座バスハイクは晴天に恵まれ、京都、嵐山・鈴虫寺へ行ってきました。 まず京都へ到着するまでの間、東海父母懇学芸部の皆さんが用意してくださった、ゲームをしました。 先生当てクイズでは、先生方について詳しいお母さまが多く参加されていてあっという間に終わってしまいましたが、大いに盛り上がりました。
 到着後、少し時間があり嵐山散策をしました。 その後、桂川沿いの渡月橋近くの「錦」にてお昼をいただきました。 風情たっぷりの雰囲気の中、先生や、他のクラスのお母さまたちとお話がはずみました。 食後はまた嵐山を散策しました。集合後、バスにて「鈴虫寺」へ移動しました。 「鈴虫寺」の正式名称は「妙徳山 華厳寺」ですが、四季を通じて鈴虫の音色を聴くことができるので、「鈴虫寺」の名で親しまれているそうです。 中に入ると、たくさんの鈴虫が鳴いていました。とてもキレイな音色で眠たくなってしまうほどです。。。 そのとてもキレイな音色の中、心が和やかに生き生きと過ごせるような説法を聴きました。 とてもわかりやすく、心が軽くなったような気がします。 「鈴虫寺」には「草履を履いたお地蔵さん」がいらっしゃるとのことで、願い事を一つだけ叶えてくれます。 私は昨年鈴虫寺で「痩せたい」とお願いしたところ、今年叶ったのでお守りを返納し、今年は違う願い事をしてきました。 叶うといいなと思いながら帰途につきました。
 東海父母懇の文化講座では、父母と先生が学年、クラスを超えて交流できる企画をしています。是非、参加してみてくださいね。

 2019.10.5 昭和地区 地域懇談会

 ホテルオークラ桃花林にて、寺田先生、太田先生、OB(名古屋大学医学部一年生)を迎え高3の保護者12名を含める(高校生の保護者35名、中学生の保護者19名)54名の参加のもと和やかに懇親会が執り行われました。 一次会では、OBの方の現役時代と浪人時代のどう気持ちを入試に向けていったかの体験談と、受験生の立場から保護者にお願いしたいことは 「心配する気持ちを抑えて帰宅した時に家でゴロゴロしていたとしても、学校や自習室で頑張ってきてほっとしているので、冷たい言葉をかけるのではなくて、温かく見守ってほしい。」 というメッセージをいただきました。また「どうして浪人に至ったと思いますか?」という保護者の厳しい質問にも嫌な顔せず答えていただき「高2の記念祭から勉強体勢が遅れたこと、気持ちの切り替えがうまく行かなかったことが敗因だった」と、爽やかに答えてくださいました。 その後、太田先生の高2で担当されているプログラミングの具体的な授業内容の紹介から高校のコンピュータリテラシーの教育レベルが高いことを知ることができました。 最後に寺田先生からは、今まで担任をされた生徒の成功談や失敗談、どんな気持ちで高校3年生を過ごしているかの赤裸々な記録をまとめた資料をもとに、親として受験生を支えるために必要なイロハを伝授していただきました。 先生のお話の後、昭和父母懇に30年以上も携わっていただいた寺田先生は今年度が最後となられるため、感謝の気持ちを込めて昭和父母懇より、花束と贈り物の贈呈がされました。 また次期担当になられる太田先生の力強い「寺田先生のバトンをしっかりつなげていきます」という宣言を頂戴し、有意義な懇親会は幕を閉じました。引き続き同じ会場で、二次会が開かれ希望者は残りテーブルごとに先生とOBを囲み、高校3年生はより深い質問を投げかけ、その他の学年は同学年同士の親睦を深め、出席者41名は楽しいひと時を過ごしました。

 2019.9.7 第2回 幹事会

 9月7日(土)スタディーホールにて、オープニングを吹奏楽部高校生による「星条旗よ永遠なれ」の華々しい演奏で飾って頂き、第2回幹事会を開催致しました。 父母代表加藤さん、教員代表杉浦先生のご挨拶に始まり、父母懇事務局学芸部より京都へのバスハイク10月6日(日)のご案内。 こちらは例年大人気で申し込み開始数分後には定員に達しています。続いて父母懇主催の忘年会12月7日(土)のお知らせ。 会場は東急ホテルです。先生方も多数ご参加下さいます。色々なお話も気軽に出来ますので是非足をお運び頂き、楽しいひとときをお過ごし下さい。 そして地域発表として名東・長久手地域の藤原さんから、バザー出店を通じて父母同志の交流を深め、協力しながら楽しく活動されている様子を詳しくご紹介頂きました。
 さて、今年も助成金運動の秋がやって参りました。これから始まる助成金運動について杉浦先生から「これからは公私格差ではなく私学無償化上限額をどこまで伸ばしていけるかだと思っています」との強い思いとご協力へのお願いがあり、そしてその重要性、意義について谷中先生(中学英語科)に「クイズで学ぶ私学助成」と題し、とても分かり易く丁寧にご講演頂きました。パワーポイントを用いてのクイズ形式で「先生のお給料の内、助成金が占める割合は?」など別の角度からのアプローチもあり、時折会場が笑いに包まれるなどユーモアたっぷりにお教え下さり、皆さま楽しく理解を深められたのではないでしょうか。その後、寺田先生(高校英語科)のお話を伺い、「自分達の未来は自分たちで創る」との思いから行動を起こしている子供たちの「より良い未来を創造する」為に、父母懇活動が有るのだと気持ちを新たに致しました。
 最後に分散会では、それぞれの地域の活動内容や悩みなどに対して、先生方から的確で温かいアドバイスを共有し、とても有意義な時間となりました。 これからもどうぞ、父母懇活動にお力添え下さいます様よろしくお願い致します。
 皆さまからのご意見ご感想の一部を紹介させて頂きます。
・私学助成の重要性がよく分かりました。将来の日本を支えてくれる子供達への教育の不公平があってはならないと考えています。引き続き私学助成運動を大切にしていこうと思います。
・楽しく私学助成について知ることが出来ました。署名等の意味が分かり、ちゃんと出来る協力させて頂かなくてはと思いました。
・谷中先生の話が分かりやすく東海の先生方の素晴らしさを改めて知り、このような先生方から教えて頂けるなんて本当に恵まれているなと思いました。
・私学助成について初めて説明を聞くことが出来、どのようなものかようやく分かりました。幹事でない方達にもここまで分かりやすい助成金の話をするべきだと思います。
・助成金の重要性をはじめて実感しました。我が家は県外からの通学なので積極的でなかったのですが今日から活動を頑張ろうと思いました。

 2019.8.4-5 第40回 夏季一泊研修会

 8月4日~5日、第40回夏季一泊研修会がロワジールホテル豊橋にて行われました。 「他者(ひと)と出会い、語り、つながりを広げ、輝く未来への懸け橋を!」 をテーマとして私学をよくする父母懇談会の折出会長からお話しがありました。 その後、他校や各ブロックの現状や取り組み等を情報交換しました。 また助成金についても学びました。 夜は恒例の「宴」で他校やブロック、センターの方々と交流し、サマーセミナーの慰労や親睦を深めました。 愛知父母懇の「学びと宴」でオータムも頑張るぞ!と意思統一しました。

 2019.7.27-29 第50回 全国私学夏期研究集会

 7月27日~29日まで第50回全国私学夏期研究集会が滋賀県雄琴温泉にて開催されました。 他府県や他校のレポート発表をお聴きすると、東海中高父母懇談会はとても恵まれた環境にあり、 今後も維持していけるよう、より一層の努力が必要だと改めて身が引き締まる思いです。 今後とも皆さまのご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

 2019.7.17 第1回 文化講座

 7月17日(水) 第1回文化講座が東海高校スタディホールにて開催されました。 高校社会科の木内翔先生による「音楽から見るヨーロッパ史ーフランス・バロック音楽への招待ー」の講演会でした。 「歴史の変化と共に音楽も変化していて、フランス革命を期に音楽は大きく変質した。特にフランス音楽の断絶が顕著である。極めて強い影響力があったのに、歴史的理由でフランス音楽だけ消えてしまったのは、おかしいのでは?」など歴史と音楽を結び付けたお話に、会場の皆さんも興味津々で聞き入っているようでした。 実際に革命後(近代的な美意識)の演奏と革命前(ノイズ、歪み、打撃)の演奏を聴き比べさせていただき、同じ曲なのにその雰囲気の違いに驚き、新しい発見がありました。普段聴いている音楽に歴史的背景があることはわかっていても、なかなか意識しないものですが、今日音楽を違う観点から考えることの面白さを感じることができました。また、木内先生が大切にされているバロック時代の楽器のレプリカで木製のフルートとリコーダーを、一人一人手に取り見せていただきました。 木内先生の熱弁を聞いて圧倒され、完全に木内先生の世界へ引き込まれた母たちの満足そうな姿と、もっと聞いていたいと思う程時間が短く感じられたことが、今日の講座が如何に魅力溢れるものであったかを表していると思います。こんなにも博識な木内先生の授業を受けられる東海生は幸せだと改めて思った一日でした。木内先生、参加された皆さま、本当にありがとうございました。

 2019.7.13-15 第31回 愛知サマーセミナー

 7/13・14・15と南山小中高大で愛知サマーセミナーが開催されました。 不安定な天候で蒸し暑い中、大勢の方々にお越しいただきありがとうございました。 東海父母懇からは、8講座開講いたしました。どの講座も満員御礼で大盛況でした!本当にありがとうございました。 東海からは父母懇以外にもジャグリング部や奇術愛好会、生物部、先生方の講座等、暑さも吹き飛ぶユニークな講座を沢山開講していただきました。 愛知サマーセミナーについてマスコミで報道されたり、新聞にも掲載されたりと大成功となりました。 今回、ご都合が悪くて参加できなかった皆さま、秋の東オータムでも色々楽しい講座を開講予定です。どうぞ楽しみにしていてください。

 2019.7.6 第1回 幹事会

 7月6日(土)スタディホールにて第一回幹事会が行われました。
 オープニングは、東海父母の徳光由佳里さんによるチェンバロコンサート。 徳光さんの演奏が始まると、途端にスタディホールがヨーロッパの古城に変わり、優雅な空気になりました。 しっとりと静かな曲、明るく華やかな曲…演奏には徳光さんの東海への思い、ご子息への思いが込められていたようで、同じように東海生の子供を持つ親である私達の心に染み入り、入学の頃、反抗期の頃、部活、記念祭など、思いを巡らせておりました。ちなみに、サマーセミナー(7月15日)でもサロンコンサートを開催してくださいます。
 続いての地域発表では、三重の島田さんが地域活動の流れや、毎年ご協力いただいている総会でのバザーのお話をして下さいました。地域により活動は様々ですから、他の地域の方々にも参考になることが多いと思います。
 次に行われた講演会は名古屋経済大学高蔵高校の山田益久先生の御講演でした。タイトルは、『愛知私学の“きんと雲”~父母懇なくして〇〇なし』。 山田先生は、愛知サマーセミナーの意義や歴史、そして子供達はもちろん、先生方、父母の頑張りについて詳しくご説明下さいました。山田先生の熱心なお話に、サマーセミナーへのご興味が強くなった方も多いのではないでしょうか。 さらに、東海父母懇については、助成金署名、オータムフェスティバル、初夏の集いなどへの取り組みを数字で表示してくださり、『横綱』と称して下さいました。先生方、先輩父母の方々の偉業に、改めて感嘆の思いが深まりました。 ただ、タイトル中の『きんと雲』については、最初疑問を感じられた方も多かったのではないでしょうか?私もその一人でしたが、お話を伺い、霧が晴れました。『きんと雲』とは父母懇のことを表し、その上に乗って孫悟空のようにのびのびと活躍する子供達を支える大切な活動であることを意味する言葉でした。

 2019.5.26 県父母懇談会 第40回総会

 5月26日(日)、名古屋市公会堂にて第40回県父母懇総会が行われました。当日は朝から天気に恵まれ、総会が始まる13時15分には3階席まである座席はすべて埋め尽くされていました。東海中高からも200名以上の参加者があり、1階中央の座席を東海の父母と教員で埋め尽くしました。また、学園を代表して菅谷久理事に登壇していただきました。
 総会冒頭には、「希望プロジェクト」が行なわれ、高校生によるダンス、構成詩、群舞に対して、父母、教員、そして登壇者から温かい拍手が送られていました。
 その後、総会行事に入り、最初に折出健二父母懇会長が挨拶をされました。折出会長は40年目を迎えた愛知父母懇談会をこれまで支えてこられた父母懇の諸先輩方への感謝を述べるとともに、「これからも教育づくりに寄せる熱い思いと、人のつながりと活動の場を広げようとする志を大切にして今後も前に進んでいきましょう」と、熱く訴えかけられていました。
 続いて来賓の紹介があり、学園側を代表して安城学園の寺部曉理事長が挨拶をされました。寺部先生は、40年前に30人からスタートした父母懇が、このように量的にも質的にも大きく成長した秘訣について述べられ、「この父母懇は単なる父母の団体だけではなくて、大人にとっての学びの場、子どもにとっての学びの場、そして市民にとっても学びの場になっている。私学助成だけを取り組むのではなく、『もう一つの学校』として機能してきたことが大きな要因ではないか。」とお話されていました。
 次に、愛知父母懇の仲井真司顧問より基調報告が行なわれました。「父母懇は『学費と教育条件の公私格差を解消して、誇りを持って選べる私学を』『一人ぼっちの父母をなくそう』を合言葉に40年前に発足され、経済の変動や世の中に冷たい嵐が吹き荒れるなかでも、父母懇はいつも私学を愛し、子どもと教育のためにと、笑顔で教職員と生徒を励まし、献身的な活動と実績を積み重ねてきました。父母負担と教育条件の公私格差を解消して、全ての子どもに、学費の心配をせずに『私学を選択できる自由』を確立することは、父母懇創設以来の悲願です。」と報告されました。
 今年は各党団長の登壇が実現しましたが、県議会各党を代表して自民党・杉浦孝成団長から挨拶を頂きました。「今、当たり前に公私格差のない社会を、あるいは学校教育を実現するのは当たり前になって参りました」「いわゆる授業料の無償化を、2020年に何とか実現をしていきたい」「教育に公平を、公私格差のない学校教育の実現に向けて、我々自民党愛知県議団も、しっかりと皆さんの意見を聞きながら、前へ進めて参ります」と力強い言葉を頂きました。
 その後は県父母懇の総会が行われ、2018年度の活動報告や会計報告、2019年度の役員提案、活動計画案、予算案などが拍手でもって承認されました。
 総会後の記念講演は、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんによる『写真で伝える仕事 ~紛争地、被災地の子どもたちと向き合って~』でした。安田さんは16歳のときに「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材にいく機会を得ました。その取材の中でトラフィックドチルドレン(人身売買のされた子どもたち)の惨状を目の当たりにし、このことをきっかけとしてフォトジャーナリスト「伝えるという仕事」という道を歩み始めました。今回の講演では、人のやさしさがあふれている国であったシリアが、この8年間で国内外で1200万人が避難生活を送っている国となってしまった惨状、義理の父母が生活しており東日本大震災で大きなダメージを負った陸前高田市の8年間を、たくさんの写真とメッセージと共に紹介して下さいました。講演の中で述べられた「写真は写って下さった方のもの」、「どんな仕事にもその役割がある」という言葉がとても印象的でした。
 また、総会の会場の一角では壁新聞コンクールが行われており、各学園やブロックが活動報告などを載せた壁新聞が掲示されていました。東海の父母懇事務局メンバーが作った壁新聞は、デザインと内容が評価されて最優秀賞に選ばれ、その後のレセプションで表彰されました。

 2019.5.12 第38回 東海中高父母懇談会総会

 晴天に恵まれた5月12日(日)、第38回東海中高父母懇談会総会が行われました。総参加者数は900人を超え、どの企画も大盛況でした。
 午前中に行われた毎年恒例の食堂企画では、各地域(尾北・北・三重)やサークル(イデアーレ・かんげき・ボンシエール)、そして小児がん基金から出店された模擬店(コーヒーやパン、和菓子、お寿司、おにぎりなどの販売)や日用品バザーが催され、食堂内は大勢の父母で終始賑わっていました。また、多くの卒業生から提供していただいた制服・体操服のリサイクルは、開始前から行列ができるほどの盛況ぶりでした。この売り上げの5万円は、一億円募金に寄付されます。
 総会では、荒巻先生と父母の山﨑さん(高3)によって司会進行されました。議事は滞りなく進み、東海中高父母懇談会の新父母代表の加藤佳世さん(高2)をはじめとする、今年度の30名の事務局員が選出されました。
 総会議事のあとは、父母懇サークルである女声合唱団イデアーレとオーケストラ部の演奏が披露されました。どちらのステージも華やかさの中に儚さと厳かさが感じられ、満員となった講堂の観客は静かに曲に聞き入り、終了後には大きな拍手が会場に鳴り響きました。
 その後、お忙しい中登壇していただいた佐藤校長先生より、心温まる挨拶をいただきました。校長先生のあいさつに続き、総会に出席していただいた約40名の教員一人一人を、伊藤友則先生より紹介していただきました。講堂の端から端まで並んだ教員に向けて、参加した父母からは温かい拍手が送られていました。
 続いて、青山学院大学陸上部の長距離ブロックの監督である原晋氏に「逆転のメソッド縲恷qどもの成長のために今できること~」というタイトルで講演をいただきました。原監督は15年前に、低迷期を迎えていた青山学院大学の陸上部の再建を託されて長距離ブロックの監督に就任されました。就任当初は道徳教育と生活指導に励む日々でしたが、3年経ってようやくチームは徐々に組織化され、選手の中に「今日のことは今日やろう。明日はまた明日やるべきことがある」「人間の能力に大きな差はない。あるとすれば熱意の差」「感動を人からもらうのではなく、感動の与えることのできる人間になろう」という15年間変わることのないチームスピリッツが浸透していき、さらに巧みな言葉で生徒の心に火をつけ、その結果生徒たちには自主性が芽生え、青山学院陸上部の躍進に繋がっていったそうです。講演の内容は子育てにも通じる興味深い話であり、言葉を巧みに操り、ときにはユーモアも交えた講演は聞くものを魅了し、父母は熱心に講演に耳を傾けていました。
 講演後には、中1・高1の分散会が行われました。どちらの分散会にも100名以上の父母が参加し、OBやOB父母の話に熱心に耳を傾け、分散会終了後には質問する方が多く見られました。
 このように、午前中から夕方まで盛りだくさんの内容で行われた父母懇総会でしたが、校内は父母の笑顔と熱気が溢れる素晴らしい一日となりました。

 2019.4.28 新入生歓迎フェスティバルin南山大学

 いよいよ10連休が始まりました!南山大学では、愛知の高校生等が中心となり、熱い熱い新入生歓迎フェスティバルが開催されました。 運営協力券購入にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。
 午前は第15回全国高校生サミット「自分たちの未来は自分たちでつくる」が行われました。 弁護士の伊藤真氏によるご講演、そして憲法と「教育」を切り結ぶサミット。 この全国高校生サミット(新歓フェス)に参加した他県の高校生が、これを機会に変わった?? ・・というご意見を他県の教員からよくお聞きします。自分と同年代の愛知の高校生が頑張っている姿に触発されるそうです。来年もお待ちしております♪
 さて、屋外では各中高校や父母等による模擬店がずらりと並び、東海中高からも生徒会や有志が模擬店を出店したり、ダンスやバンドで多いに会場を盛り上げてくれました。
 午後からは、体育館にて300人以上の高校生による希望プロジェクトです。観客席から見える 様々な制服を着た高校生の揃った郡舞は、圧巻です!何度も鳥肌が立ちました。
 最後は芝広場でのフィナーレで今年も幕を閉じました。令和が平和な時代となりますように。

 2019.4.21 新入生歓迎フェスティバル前夜祭・パレード

 風もなく、日差しも優しい本日、新歓フェスティバル前夜祭・パレードが開催されました。
 午前は愛知県スポーツ会館(北区)にて、今年度初の合唱練習です♪ 今年の曲目は岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」と、いきものがかりさんの「YELL」。 岡村孝子さん世代の父母も多く、黎明高校の向山先生の楽しいご指導により、短時間で見事に三部合唱ができあがりました。
 午後からは、名城公園にて希望プロジェクトが行われました。高校生による今年の群舞は家入レオさんの「僕たちの未来」です。 昨年活躍した高校生が中心となって、群舞を多いに盛り上げてくれました。 「盛り上がっていこーぜ!!」と大声で叫びながら、不安そうな高校生を牽引し、次の世代へつないでいこうとするその姿は、イキイキとしていて自信に満ち溢れ、とても頼もしく感じました。

 2019.4.17 地域合同世話人会

 4月13日スタディホールにて、地域合同世話人会が行われました。 東海父母懇の全28地域の世話人さんが一堂に会しました。 今年度は令和元年度で、新しい元号でのスタートです。 はじめに、地域懇談会の開き方や4/28(日)新入生歓迎フェスティバル、5/12(日)東海父母懇総会、5/26(日)愛知県父母懇総会、7/17(水)第1回文化講座等のご案内をさせていただきました。
 その後、西村尚登先生に「東海の輝かしき教育の原点とは」という演題でご公演いただきました。 西村先生の教員になった頃の東海の教育から現在に至るまで、どのように東海の教育が変化を遂げ今の素晴らしい教育に至ったのか、 父母懇活動の一つである助成金が東海の教育環境を保っている事をたくさんのエピソードを交えながらユーモアたっぷりにお話しいただき、会場は笑いに包まれ大盛況でした。
 今回いただいた感想やご意見をいくつかご紹介します。
・教室での保護者でお聞きする事が出来ないお話内容で、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。
・父母懇の大切さに気付けました。また、西村先生のお話、とても楽しく聞けました。ありがとうございました。
・息子に5K(希望・基礎・こだわり・気力・継続)を持てるようになって欲しいと思いながら聞かせて頂きました。父母懇の大切さも理解しました。とても参考になるお話ありがとうございました。
・先生のエピソードを交えて面白く分かりやすくお話して下さり引き込まれました。子ども達を放牧しながら引き出して下さること、父母懇のつながっている形が分かりました。
・父母懇の大切さが身に染みて分かりました。他の方々にも教えてあげたいです。
・西村先生のお話が大変すばらしかったです。また東海愛の花が一輪、自分の中に咲いた気がします。
(事務局 加藤)

過去の気まぐれDIARYはこちらから